昨年、刈り取った草を重ねといて雑草堆肥となったところに気がつくとブロッコリーの苗ができていた。
育苗しようと思うと、徒長したり、枯れたりとなかなかうまくいかないけど、条件が整えば余計な手間をかけなくてもしっかりと育ってくれるんだと実感した。
4月6日にナス、トマト、かぼちゃ、キュウリ、ピーマンなどの夏野菜の種をポリポットに播いたが、2週間経とうというのにキュウリ以外は発芽せず、おそらく失敗した。
失敗の原因はなんとなくわかる。
足踏み温床の中に入れていたのだけど、いつも上にかけてあったビニールトンネルをはがすとモワッとすごく熱い空気が出てくる。
ここのところの晴天で中が高温過ぎたのだと思う。
その証拠にトンネル内で飛び回っていたハエも何匹も死んでいる。
暑すぎる環境で種も死んでしまったのだと思う。
もう、4月の中旬でもう少しすれば直播もできる。
まき直すか迷う。
近所の人から伐採した木を一本分もらった。
木一本分なので小枝もたくさんある。
いつもは伐採屋さんから木の幹だけもらってたので、小枝を薪にしたことはない。
けど、小枝は焚付に良さそうだ。
このまま置いておくのもなんなので、ある程度の長さに折って麻紐で束ねて保管することにした。
結構時間がかかるけど、木をポキポキ折るのはなんとなく楽しい。
やりたいことがたくさん思いつく。それと同じだけやらなくてはならないこともある。
やりたいことができずにイライラすることもある。
自分が選んだ道は正しかったのか。
普通の生活を選んでいたら、薪割り、畑に時間を割くことなく、もっと自由に生活ができた。
釣りに行ったり。旅行に行ったり。キャリアのために勉強したり。もっと家族サービスもできた。
畑、薪割りは本当に楽しい。
けど、今やる必要はなかったのかもしれない。忙しすぎて全部に手が回らず全て中途半端になっている。
野菜をたくさん作って販売する野望もあった。この中途半端なままでは売れるような野菜が作れるのは程遠いい。
もっと子育ても落ち着いて、時間ができてからでも良かった。
やることが多く、イライラもして精神的にも良くない。子どもと一緒に遊ぶ時間も普通の生活より減っているかもしれない。
自分でもそんなに食べない野菜をたくさん作ってもしょうがない。
今から、どうするか。
700平米ある畑も時間ができるまで放って置くこともできない。
短い時間でどこまで土地を有効活用できるか。
しっかり考えていきたい。